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花街

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インタビュー

祇園甲部 舞妓

さん

習い事が増え
毎日が楽しい

街(祇園甲部)に来させてもうて2年、店出しは去年(2018年)の5月末どした。あっという間で、まだ、何もかもこれからやと思てます。生まれ育ちは埼玉県の深谷市。中学2年生のころ、その時はもうやめたはりましたけど、先斗町で芸妓さんしたはった中学の先輩が学校に来はったんどす。で、もう、お話を聞いてるだけで華やかなイメージが広がり、決定的。絶対、先輩みたいになりたいと思たんどすね。そしたら、いろんな苦労があることも言はりました。けど、先輩は歩く姿だけ見てもほれぼれするほどきれいで、キラキラしたはる。もう舞妓しかないなあ、と思いながら、動き始めたのは中3の終わりごろ。それで、うちは「おおきに財団」さんに電話したんどす。まあ、運がよかったんどすね。履歴書を送り、2、3カ月はかかるやろなと覚悟してたんどすけど、何と2、3日で電話が返ってきまして「受け入れてもらえそうな置屋さんが1軒ある」と。それが祇園甲部と聞いてうれしおした。

美羽子さん

それからはとんとん拍子。仕込みさんは確かに厳しい時期どす。特に、関東から来たうちには、今もまだそうどすけど、言葉が大変。アクセントは真逆、イントネーションの難しさも言いようがおへん。それに、例えば、「ほかしといて」とごみを渡されても「何のことやろ?」どした…。けど、こんな苦労も、絶対舞妓になるという目標さえしっかりしてたら乗り越えていけます。家のお母さんやお姉さんもそのつど注意してくれはりますし、徐々に身に付けていくしかないんどすさかい。

美羽子さん

舞妓になってからは、お三味線、鼓(つづみ)とかの鳴り物、お茶の稽古も加わり忙しくなり、夜はお座敷にも出なあきまへん。けど、うちはとにかく毎日が楽しおす。大好きでなった舞妓、しっかりと修業をして、お客さんに喜んでもらえるようになりたいと思ています。

美羽子さん
©公益財団法人京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)